Bio
HAR-CO(旧名:J.S)は、1982年6月18日に東京・品川で生まれた日本のヒップホップMC、音楽プロデューサー、起業家です。彼の幼少期は、アメリカやイタリアなど、さまざまな国での旅行を通じて、豊かな文化的視点を育んでいました。姉の影響を受け、ピアノを学び始め、13歳でブラジルのジーコサッカースクールに入学し、サッカーのトレーニングを受けましたが、ストリートファイトでの脚の怪我がきっかけでプロサッカー選手の夢を断念しました。この転機を機に、刑務所内で約5,000冊の本を読み、クラシック文学、哲学、経済学に触れました。また、刑務所内で詩のコンテストで金賞を受賞し、出所後には一級簿記資格も取得しました。
その後、2012年に「Do you remember」、「Fuck the world」、「Gangsta road」などの楽曲を発表し、BIG RONやHOKTとの全国ツアーを開始。2014年4月、ニューヨークに拠点を移し、ユニバーサル・グルーブ・エンターテイメントでボーカルを学び、ハーレムやブロンクスのヒップホップシーンに触れました。その後、東南アジアに移住し、アジアのヒップホップのグローバル化を目指して「United Asians」レーベルを設立。J.S aka HAR-COとしてアルバム『J.S missile』をリリースしました。2020年には、リル・イージーEとのコラボレーションで「Fast life Ft. Lil Eazy E, BIG RON」のミュージックビデオをロサンゼルスで撮影。2021年には、プロデューサーNINOとタイのラッパーOG BOBBY、1 MILLとのコラボレーションで「VVS (Good Peace)」をリリースし、タイでミュージックビデオを撮影しました。
2024年、10年の海外生活を経て日本に帰国し、新アルバムの制作を開始。名実ともにトッププロデューサーであるZETTONとともに福岡で1ヶ月間のレコーディングを行い、新たな章が始まりました。
HAR-COの父は起業家であり、母方は政治家・浜田幸男と親戚関係にあります。姉はバークリー音楽大学で博士号を取得しており、音楽家としても活動しています。かつて「鶴見ボーイズ」の一員として、WBCムエタイヘビー級チャンピオンのファビアーノ・青木とも交流がありました。
HAR-COは音楽家、起業家としてアジアの音楽シーンの発展に貢献し続けています。そのユニークな視点と音楽性は、世界中のリスナーに強い影響を与え、新しい世代のアーティストにインスピレーションを与えています。
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